24時間ウォークリレーに参加して

　今年度の役員改選で、初めて「あおぞら会」の会長となりました十島文子と申します。よろしくお願い申し上げます。
　五月晴れの気持ちの良い日（5月11日12日）に、初めてウォークリレーに参加させていただきました。
　３年前、乳がんを告知され治療・闘病が始まりました。その中で、「キャンサーズ・ギフト」という言葉を知りました。癌になったからこそ得られたプレゼントという意味だそうですが、まさにその通り！入院生活では、やさしいスタッフと、快適な環境の中で、素敵な楽しいたくさんの友達を得、今でも「あおぞら会」で仲良くお付き合いをさせていただいています。
　ウォークリレーは、おしゃべりしながらのんびり歩くのも気持ちよく、思いもかけず、よい運動になりました。家族三世代で参りましたが、孫たちも二日間いろいろな出店ブースで遊び回り、大喜びでイベントを満喫していました。家族にとってもよい一日でした。また、多くの乳がん以外のサバイバーとボランティアの参加にもびっくりいたしました。今まで参加しなかったことを申し訳なく思います。多くの方々に支えられて今があるのだなぁと実感しました。治療は今からも続きますが、楽しく過ごす方法をいろいろ模索しながら有意義な人生にしたいと思います。
　今後とも長いお付き合いを宜しくお願い致します。

かねこクリニック
あおぞら会
会長　十島 文子